2015年6月15日月曜日

★吾妻流稽古会イン関東★

今日の午前中は、今年から始まった、太和躰術協会門人限定の月一回の「吾妻流」古流武術稽古会でした。
内容もだんだん固まってきまして、弾正流手裏剣にはじまり、躰轉法、折敷柔、立柔をこなしました。



さすが経験者が多かっただけあり、身体の内部のポジションを正確に合わせることで、ほとんど力を使わずに投げる折敷技や、閂返し、潜龍など、70代の主婦の方も実に上手に使えており、改めてこの技術は、老若男女皆で稽古できるのだなあということに興趣を感じました次第。
...
いやいや、私の師父をはじめ、むしろ非力な女性のほうがこの技には向いているのかもしれません。男性陣は結構苦労しているようでしたよ!
あるお姐様曰く「すっと大きな人を投げられるって素晴らしい!」って・・・!
仰る通りですよね!身体と感性を十全に使っている実感って、何物にも代えがたい喜びなんですよ。



そしてそれがどんどん深く、できることも年を追うごとに増えてくるっていうのは、技術を人生の友にする方みんなが実感しているところではないでしょうか。

午後は7時まで内功武術づけ・・・午前に行ったポジショニングを、太極拳や八卦掌の観点から解析してみました。
歩法が入ると、難しさもアップしますが、融通性もアップですよ!




 波間に漂う浮草のように飄々と、それでいて勁(つよ)さを失わない、私たちの門の風格を、出せるようになるといいですね☆
今日もあずさで爆睡!でした。

2015年6月4日木曜日

忍たま★道場でござる!の巻

第一日目:

午前中クラスが終わってちょっと時間ができたので、今日も外へ出てしこたま手裏剣を投げてきた。
去年と比べたら飛距離、命中度ともに随分ましになってきたように・・・おもう。
それにしても手裏剣というのは理合い尽くめの武器だ。
フォームや拍子がくづれると、とたんに回転してしまう。これはこれで実に研究のし甲斐があるものだと思っている。それにしても難しいことを始めちゃったなあ・・・( ;∀;)

...
そのあとは以前から懸案だった吾妻流ちびっこ忍者訓練道場(笑)の基礎つくりを開始!
以前山仕事の友人に分けてもらった丸太を丸鋸で成形して、壁に設置。優に100キロ以上ある丸太を一人で運ぶのは、まるでカルバリの丘へと向かうかの人か、それともピラミッド建築の奴隷か?というようなハードさ。
2本設置してギブアップ。日を改めて、これも友人から頂いた栗の厚い板を張り渡し、壁走りコースの登り口を製作する予定。

 夢は大人も子供も本気で忍者ごっこ!友達の子供みんな集まって、忍者少年団つくったりして・・・もちろん体術は超本格派で★
さぞや楽しいだろうなあ・・・と思いながら、汗を振り絞って重いコンダラ担ぐある日の午後でした。

第二日目: 

今日も稽古時間前にちゃっちゃと・・・というか、かなりヘビィに大工仕事をして、出来ました!名づけて「少年吾妻忍者隊養成ギア『のぼる君』」シュッパ~ン~★


所謂登板ってやつです。
友人の大工さんが解体する100年以上の蔵があるから、廃材出たら要らねえか?
みたいなことがあったので、一升瓶と交換で大量にゲットした良質の栗板をふんだんに、しかも大胆に使用。
さらに昔木材を貨物列車で運んだときの積み札の字もうっすらと浮かぶ材を使用するなど、ところどころに匠の遊び心がみられます(笑)

さて、今日の子供教室、やんちゃくれたちの反応はどうかな??

・・・と、大うけです!!
「えー、これどうやるのー?」「いいか、昔の忍者はなあ、身を軽くするためにこのくらいの角度の壁を走って登って訓練したんだぞ。」「へー!すげえ!!」
「まずは走って振り向いて降りるんだ。次はジャンプして下りてみよう。最後に、出来るだけ上にしがみついて10数えてみるぞ!」「はーい!うおお!おもしれえ!!」…みたいな感じでした。
そのあと体験で、鉄製の手裏剣を投げてみたり、子供たちの目はキラキラでした(*'▽')
やったぜ!苦労して造った甲斐がありました☆

そして郵便屋さんが投函した小包を見ると・・・タイムリーに岩櫃城忍びの乱実行委員会会長の斉藤貴史さんから珍本「真田忍者と中之条町」をご寄贈いただきました!斉藤さん、素晴らしい本に感謝です!!これで研究が進みます(*'▽')

今日もお山は快晴(^O^)/それにしても・・・この地は花まっ盛り!うちの庭もすっかり原生花園化しております。

 

2015年6月3日水曜日

月曜日は八ヶ岳ロイヤルホテル前にある手打ちそばの名店「曄
(よう)」さんへ、教室のみんなと食べに行きました!
こちらの店主、逸見さんはうちの太極拳教室のメンバー。
いつもは冗談ばかり言っている、ゆるキャラ系おじさまなのですが、厨房に入るとキリっと表情までも変わります。

...
御蕎麦はしっかりとした細麺で、こしはありますがスーッと食べられてしまいます。江戸前なので汁は濃口。
僕は天ぷらともりそばを頂きましたが、とっても美味しかった。
皆さんにも是非お勧めですよ!
 http://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19000084/

奥様がいつも綺麗にされているのでしょう。庭先から店内へのアプローチや室内の調度、器も金次をして大切に丁寧に使ってらっしゃるところも嬉しく思いました。


食後はお姉さま方は「蕎麦掻善哉」!僕もちょこっと分けてもらいましたがこれも絶品★
食べ終わったら何台かに分乗して道場へ…「あー、おなかいっぱい!先生来週からにしましょう」という声多数。

・・・当然厳しく稽古をしました(*'▽')