2016年3月23日水曜日

舞扇!

昨日は嬉しいことが沢~山ありました(^-^)

日本における体術界の知る人ぞ知る名人、小用茂夫先生の刀禅会の主催する、舞扇講習会にやっと…伺うことができました!

刀禅というのは、小用先生が、姜氏門形意拳、大東流合気柔術、陳氏太極拳、柳生新影流などの伝統武術を学び導かれた、人間がより充全に活動するための日本発のボディーワークです。
舞扇というのは、その刀禅の効果をより高めてゆくための錬功ツールとして先生が工夫された、日本舞踊などに使用される扇の扱い方の体系なのだと言います。

...
昨日体験させていただいた内容は、至ってシンプルな開閉動作が中心でしたが、これを全身の連なりを整えて行うのは、非常に体術にキクのがわかります。無論簡単なことではありません。
先ず取っ掛かりの片手で扇を開く、からして最初はナカナカ…私なんかは「やべぇ・・・ひょっとしてこのまま開かないで終了?」とか不安になったほど。
しかし素晴らしき練達の刀禅会の皆様にお導きいただき、紛いなりにも両手で開閉するところまで行けました(*^_^*)ヨカッタ!



また休憩時間、先生からご紹介いただき、拙き演武をさせていただきました。
私も中華の武扇を玩んでおりますので、せっかくの扇繋がりと言うことで、これからの弥益々の御指導、御交誼賜れるよう願いを込めて、内功武扇を舞った訳ですが、お目汚しの演舞であったにも拘らず、忝なくも小用先生から嬉しいお言葉も頂き、素直に大喜びをしておりますo(^-^)o

あっという間に有意義な本稽古の時間はすぎて、次は噂の?肝稽古です。(  ̄ー ̄)/C□☆□D\( ̄ー ̄ )カンパーイ!
和やかな雰囲気の中、美味しいお酒と皆様の愉しいお話をうかがうにつれ、ああ、こちらは本当に良い会だなあ、としみじみ思いました。若い方も、年上の方も、刀禅の示すひとつの状態を求めての無心な交流なのですね。これこそ本当の和だなあと思いました。
先生からは今後の稽古の指針となるような貴重なお話をうかがうことも出来、最後に稽古三段活用?の最終ケイコ様からも愛情たっぷりの胴締めを頂き、イヨQ失神しちゃうほど嬉しゅう御座いました(^O^)

また、空手少年だった頃の憧れの拳士、高久先生ともご挨拶させていただきました!思わずミーハーになってしまった私がいたのはだれにも内緒でございます(*^_^*)b

さてもさても、素晴らしきかな刀禅小用一門。日本発の体術を標榜する者として、先生の後塵を拝しつつ、続いてゆくことできればなあ!と思いましたる次第。

沢山の収穫と想いを抱え、今朝のあずさで長野に帰って参りました。車中片手には舞扇が踊っていたのは言うまでもありません!



そうして本日は、小用先生の下からから市川に戻り一泊、そして長野に朝帰り・・・さらに午後には順心斎老師家にて迎え酒・・・いや、諏訪神伝体術のお稽古でござった。

「肝稽古』から日付が変わって「武道酒の会」・・・武道家ってなんでこうにもこうなんでしょうね(;´∀`)むかし居酒屋養老乃瀧で飲むのを「瀧行」と称した元キックボクサー氏も居ましたが(笑)

真田信伊公との縁深き諏訪神伝の柔術。...いま油も載ってきた43歳の私の、優に五枚は上手の80歳の老人…
今日も肩を外しそうになったり、腕が引きちぎられるような思いで、何とかしのいで参りました。


拝み取りは、相手の親指が下の時にだけ使うこと。
ビニールゴム(?)みたいな手の内で、相手をブロックする。そうしつつも八法梃の定点は常に動き続ける。
丹田からの「踏んで伸びる」力でちょっと浮かせる。そうすれば腕が何本あっても一本と同じようにくづすことができる。
一本の腕は3方向の力を融合させれば相当融通の利く形で崩すことができる。

・・・今戻りました。なんていうか、満身創痍(;´Д`)
俺、強くなりたいっす!(酒も)

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