2016年3月1日火曜日

鍵縄はあぶないから振り回してはいけません。

ついさっき道場の修繕をしていたら、富士見町の役場から面白い電話がありました。

 「あの、いま日本テレビのニュースゼロから問い合わせがありまして、イヨクさんに忍者の道具のことで伺いたいということなんですが、お繋ぎしてもよろしいでしょうか??」

 「…まあ、私のご協力できることはあまりないと思いますが」と申し上げて、電話をつないでいただきました。

「実は、今朝、紐の先に尖った熊手のようなものって、なんというのでしょう?ああ、そう鍵縄というんですか?包丁で人を刺してから、それを振りまわして警察官に威嚇発砲され逮捕された学生がニュースになっていまして、その本来の使い方って、実際どういう具合だったのか、もしよろしかったら実演していただければと思うのですが・・・」という内容にびっくりぽんでした。
...
そこで私は
①あれは登城器の中でも(鍵縄)と言って、振り回すのでなく城壁や木、高楼などに上るためのものだということ。
②振り回して攻撃といえば、中国の縄鏢や流星、銚子の石黒流の縄術が本道であること。
③今、鍵縄術を正しく伝承しているところはおそらく皆無に近く、私などは正しく動作をもって師範、説明することはできないので丁重にご辞退申し上げました。その代わりに、おそらくそれについても独自に練習されているであろう初見先生の武神館道場をご紹介させていただきました。制作の方、大変お喜びでした。

・・・こういうお話は、商売っ気があると、出来る出来ないかかわらず、これを好機と飛びつくのでしょうが、私にはそんな度胸はありません。

 以前ロンドンブーツの番組やパチンコの構成などにも出演や協力を依頼されましたが、そちらも同様、丁重にお断りいたしました。出来ないものは出来ません。だってやったことないんだもの。"(-""-)"ですからこれは、あくまでもネタとしてのご報告です。

★でも出来ることは喜んでご協力いたしますよ(*’ω’*)『真田丸』関係のお話し来ないかな~♪とかは120%思っています。(*’▽’)・・・★と、こそっとアピール(笑)

それにしても鍵縄振り回す子供なら、警棒立てておけば巻き付いて使えないでしょうにねえ…毒でも塗ってるわけあんめえし。でも鍵縄で威嚇して、包丁で刺す気満々なら、間合いというものを知らなければ、絶対ビビってしまいますね。こんなこと言って僕なら撃っちゃったかもしれませんね~(+o+)г・・・バーン!

 警察官の皆さんも、春が近くなってくるといろいろ大変ですね。刺された方も、このクソガキも、警察の方も、みんな大事無いようで本当によかったですね。

 

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