2016年2月9日火曜日

10年、いや20年いちじつ・・・

今日は体術やってて本当に良かった~!!ってことがありました( *´艸`)
尊敬する鶉先輩やエッチ先生に、ようやく一歩近づけた☆という実感が。
一人で形を打っても、相手を崩して、投げても、ナゼダカ昨日までとはふた味くらい違うのです。

基本、基本、基本・・・とやり続けてきて、自分でも一寸頑固すぎやしないか?と思ったこともあったけど、蓋を開けたら、目線や首、脚の踏み付けや腹の使まで、師父とそっくりなことを無意識にやっているのです。
それは詰まる所、師爺の内勁の伝承なわけですから、足掛け20年で、やっと基本のところがダウンロードができてきた、って感じなのでしょうかね?
それにしては遅い・・・10年不出門どころじゃあないよなあ・・・

そんなんで、一寸前後しますが稽古の一コマ

昨日は実家からマイペース親父が遊びに来たので、近所のスキー場へいきました。人生で4回目、成人してからは2回目??実に一年ぶりのスキーでした(^^)/が、一度も転倒もなく、奇正を相生させることでほとんど直立したような状態で右に左に気持ちよく斜面を楽しむことができました。
足の裏で微妙なこぶを感じ、親指側と小指側の付け根で掛け替えつつ、首を引き上げ首筋をリードにして転身します…って書くと、もうほとんど太極拳や柔術なんですね。順心斎先生がスキーを絶賛されるのも解りました。
これは深めると面白いことになりそうな予感がします。来年くらいにはボードにも手を伸ばしてみたいなあ。
 
さて、今月の子供道場は雪のため近所の2名の子のみの参加。寂しいけれどがんばるぞ(^^♪
体の余分な力が抜けて、軸が立つことで、居つきにくい切れのある体動が得られるということを、一重身の姿勢をとることで学びました。
そのために頭頂に各々箱を載せて、それを落とさないようにシュワイショウのような動きをし、そこから左右に体を切って一重身になることを繰り返してけいこしました。
吾妻流の技術はこの動きを柱としているので、子供たちには特に時間を割いてやってもらっています。
うまく回転力が腕に通ると、大人に結構な力で把持されても、小さな子でも束縛を切ることができます。
 
あとは抜刀の一本目と、陰陽の当身を行いました。腹を思い切り打たせて拳の締めを学ばせるのですが、小さいころからちゃんとした握りの手の内を心得るというのは貴重かもしれません。ちゃんと握りをさせると子供でも結構な貫通力を発揮するから面白いです。
午前午後の太極拳クラスは、お能の転身や歩みの動きと、太極拳のそれがいかに近似で、そこからどんな力が得られるかということを中心に学びをしてゆきました。さらに太極扇を使って基本功を行うことで、腕や肩甲骨の旋転がよくわかるので、最近はこっちも体術中心の理解が深まってきました。八ヶ岳地区の主婦たちもナカナカのものです!

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