2016年2月15日月曜日

寒寒暑暑

ついこの前大寒波!なんて言っていたかと思ったら、今度は暑い冬ですってよ奥様(*'ω'*)
…東京は20℃近くの真夏日なのだ!こんなの初めて~みたいな異常気象がザラになってきて、なんだか生息しているだけでもツカレちまいますね~!!
地震、雷おまけにミサイル?原発?
...
そんな毎日も、お稽古してれば暫し忘我の境に遊んでいられるのだから我ながらオメデタイもの。
たぶん世界の終わりみたいなときにも、腕があーだ腰がこーだとか言い乍ら稽古しているような気がする、そんな酔狂者が集って参ります月いちどの吾妻流体術稽古会イン市川でござ候。
会場は古式ゆかしい八幡宮参道の百年建築の日本間にて、シメヤカに(会場が烈しい運動禁止故)行われております。
本日のメニューは、入身小手巻投、猿手投(浅山一伝流)、閂投、二重崩。座りでも二重崩とその応用をやってみました。
二重崩は最初に学んだ波多返からの変化で、すれ違いながら太極拳で言うところのレツを掛けます。一見(・_・)エッ...?と思うような達人の技ですが、理合が明かになり、呼吸と勘所さえ合えば、別に山奥で滝に打たれて修行をしなくても、誰でも出来るようになるのではないかと考えています。





今回も大阪から落合建夫同志がご参陣o(^-^)o
遠きをものともせず、熱心に古伝の錬体を求める姿には、仲間共々感心しております。
果たしてこの技術にそれだけの魅力があるのか、私なんかで宜しくッて?とハナハダ不安ながらも、毎回出来るだけお技の土産を持っていって貰おうと、教伝にも力が入ります。
と言っても、力が籠ると技が成立しないので、そこはそれこそたおやかに扇舞をする要領で…とやると急に技がかかりはじめるのはベリーインタレスティング&宇宙のファンタジーです♪

中国の扇舞用の扇を10年くらい前に大量に仕入れて、当時の生徒さんたちに基本を教えたことがありましたが、最近思うところもあり、また尊敬する小用先生が舞扇を使っての体技を現されておられると伺い、何時かは御指導を受けたいものと、予習も兼ねて引っ張り出して稽古しております。が、これが実に深オモシロい!

上海の師父から学んだ梅花双剣や八卦掌、順心斎先生の鉄扇術の要素も一炉に溶かし込めそうな、格好の錬功ツールだということが、やればやる程に身に染みて参ります。
ゆくゆくはみんなで取り組んでいる廿式の内功操を歩法で連環させながら、扇の舞として纏めてみたいという大それた野望?が出て参りました(*^m^*)
棒、剣、薙刀、杖、手裏剣…と来て遂に扇かぁ!扇だけに、奥義に到達する日も近い? ・・・(´・ω・`)なんちて。

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