子供は面白いものです。合理的な動きを選択するのに、何の躊躇もありません。半身といっても絵に描いたような半身でなく、自然に身体の軸を活用しています。
転んだ相手に攻撃することは、一般の武道ではやりませんが、心構えとして必ず間を切って残心する癖を付けるために私は大事だと思い、大人相手の場合は素早く効果的な攻撃をするように教えています。子供同士ではそう言ったリアクションだけにさせています。子供って言っても相当心得ているものです。
子供たちが、身体をいっぱいに使って、楽しみながら成長してゆく様を見ていると、梁塵秘抄の一節
遊びをせんとや生れけむ
戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば
我が身さえこそ動がるれ
・・・が思い浮かんできます。良いものです。
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