2015年5月6日水曜日

GWは、ディスカバリー★ジャパンでございます~('ω')ノ

GWは珍しく長期で休みができたのだけど、前半は琵琶湖の竹生島へ知り合いに会いに・・・!
これは僕のではなく家人のご用事なので、最初は「そんな遠いとこ…」位に思っていたんだけど・・・竹生島・・・いいとこだったなあ~。

僕はたっぷり時間のある学生時代、中国に行くときは、必ず「鑑真号」か「蘇州号」でイルカの群れを見乍ら向かったくらい船旅が好き。
ゆっくり潮風に吹かれつつ上海の港まで。夜は南天の星を見て、朝起きるとあの饐えたような呉松江の茶色い水に情緒をかき立てられたっけ。

 船上の時間や空間は、僕にとっては飛行機や列車と違って「地球の表面を旅している」という、何とも言えない滋味に満ちた感覚を味あわせてくれます。

琵琶湖は大きいとはいっても湖だし、そんな旅情は期待できないだろう…と思ってみたら、これが予想に反して、すこぶる結構なもので、時間こそ30分そこそこではあるものの、鏡のような凪いだ湖面に、波頭の航跡を白々と引くさまを見つめながら、甲板で長閑な春の風に頬を弄られているというのは、いやはや若き日の快感再び!いやが応にも彼方に見えるひょっこりひょうたん島様の島影に、そぞろなる心は引き寄せられてしまいます。

 上陸してみれば、これはもう、神々しくも力強い、漲る生命力の宿る島。全島がこれ一個の霊場なのです!!

まーそれはそれは、いっぺんで気に入ってしまいました( *´艸`)

ここは弁財天だけではなく観音様の霊場でもあるようで、20代のころ旅した南海補陀巖(寧波沖の島。中国仏教五大霊山)とも似たゆったりとしながらも磁気の強い感じがとてもよく似ており、また植物相もどちらかというと南のものが多いようで、やはり観音霊場である熊野那智とも相通じており、パワフルなのに懐かしい、落ち着いた気持ちにさえな不思議な場所。

また、雨宝童子のお堂が山頂にあり、フェリー乗り場の集合の汽笛にせかされながらもお参りすることができたのは嬉しかった。 雨宝童子というのは本当に大事な仏尊のお一人で、弘法大師が熱心に尊崇されていたようです。弘法大師の庵迹もありました。

惜しみながら島を後に。
またぜったい参ります!それまでどうぞお守りを!!そんな思いで遠ざかる島影に手を振りました。

明日は僕個人の希望で長浜町の「小堀町」へ!
今学んでいる壺月遠州流の遠祖、小堀遠州公御出生の地。屋敷跡には石碑が立っているらしい。これは行かねば…!(長いので続く)