僕は富士見にいるときの日課として出来るだけ手裏剣を投げるようにしている。
外の畳の的の場合は鉄製の稽古用のもの、道場の中では箸やバーべキュウの串を投げるのだけれども、投げ続けると肩が痛くなるまでやってしまうので、目安として、手持ちの玉?がすべて的に刺さるまでやるようにしている。
鉄は15本、箸は30本ほど。
最近でこそそこそこの時間で刺さり、時に御代わり!?までやるときもあるのだが、最初はとにかく時間がかかった。
最後の3本位が刺さらないで、泣く思いで夜中の2時ごろまで投げ続けて、次の日肩が上がらなくなったり、最後の一本がすでに刺さっている数本をまとめて弾いてしまい、5本くらいが手元に戻ってきたときは、誰もいない稽古場で地団駄を踏んでしまう(;´∀`)
投げ続けると、よく判ってくるのがフォームと踏み込みの関係性。
所謂六合が整わなくては、刺さる軌跡で飛んで行っても弾かれてしまいます。
これは柔術も一緒。一人型では得られない感覚が、流動的なものに触れる稽古では厳然とあるのが嫌というほどわかります。
こんなことを書くと、さぞや手裏剣の達人のように思われてしまうかもしれませんが、そんなことは全然なくて、まだまだ下手の横好き・・・
「物好きな奴もいるもんだ・・・」と、八ヶ岳に眺められつつ、先祖の足跡を悪戦苦闘しながら探っているわけです。
祖母のように打てる日はまだまだ遠いなあ・・・と思う今日この頃です。
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